席次の心得2

席次の心得2

『車の席次』

ここで車の席次、列車の席次、飛行機の席次についても確認しておきましょう。まず、車の席次は、運転手付きの車の場合と、車の持ち主が運転する場合とでは席次が違うので注意してください。

運転手付きの場合、後部中央の席がない場合の席次は、運転手の後ろの席が最上位となります。続けて助手席の後ろの席、助手席、の順番になります。また、後部中央の席がある場合の席次は、運転手の後ろの席、助手席の後ろの席に続き、後部中央席が第3位、助手席が第4位になります。

車の持ち主が運転する場合の席次は、先程とは違い、助手席が最上位となります。続けて、運転手の後ろの席、助手席の後ろの席、後部中央席の順となります。

『列車の席次』

列車の場合はどうでしょうか。列車では、2席ずつ対面する場合と、進行方向に向かって3席並ぶ場合がありますね。まず、2席ずつ対面する4つの座席の場合、最上位の席は進行方向を向いた窓側となります。続いて進行方向を背にした窓側の席、進行方向を向いた通路側の席、進行方向を背にした通路側の席、という順番になります。

1列に3席並ぶ座席の場合は、窓側の席が最上位となり、続いて通路側の席、最後に中央の席となります。また、飛行機の席次は、1列に3席並ぶ座席の席次と同じになります。

『気持ちの面とマナーの面からスマートな対応を』

秘書は車などに取引先と同乗する機会もあります。応接セットの席次だけではなく、乗り物の席次についても心得ておく必要があります。「相手を想う」という気持ちの部分と、「ビジネスマナー」という常識の両方を兼ね備えて、スムーズで印象の良い対応ができるように心掛けましょう。


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