代表者挨拶
日本とは不思議な国です。
1年に10万社もの会社が誕生する一方、"小さい"というだけで、"はじめたばかり"というだけで、社会は簡単に信用をしてくれません。
経営者に素晴らしい志や優れた能力、独自の発想があったとしても、「実績がない」というだけで話すら聞いてもらえないこともあります。
育つべき新たな可能性が育ちにくい環境がこの国にはあることを電話代行サービスをとおして長年感じていました。
私たちの使命は、社名にもあるように、お客様のビジネスをアシストすること。
その名の通り、電話応対をとおして、小さな会社を支援してきましたが、更に一歩踏み込んだことができないものかと常日頃考えていました。
小さな会社の社長は、商品をつくり、営業に周り、社員を育成し、ときにはクレームに頭を下げます。
身体がいくつあっても足りないほど忙しい方もいらっしゃいます。
その姿を見ていると、秘書のいるような大企業の経営者よりも忙しい方が多いように感じたのです。
そして、そのときでした。
「小さな会社の経営者にこそ秘書が必要なのではないか」と、思うようになったのです。
このときから、その役目の一部を私たちでまかなうことはできないだろうかと考えるようになりました。
つまり、不在時だけに電話にでる電話代行のサービスだけでなく、会員様の秘書スタッフという立場で、電話をかけてきてくださった方たちを秘書のようにもてなすサービスをつくるということです。
新規顧客からかかってきた電話を受ければサービスの概要を丁寧に説明する。
既存顧客からの相談を受けたときは、相手の気持ちを汲み取りながら応対する。
大切な時間を潰しかねない営業電話を受けたときは、不要な旨を伝え、丁重にお断りする。
このように、会員様の秘書スタッフとしてスムーズに応対さえできれば、会員様が経営者としてやるべき仕事に集中できる時間を生み出すことができます。
また、電話応対のプロの私たちが会員様のお客様をもてなすことで、会社の信頼とブランド力の向上に繋げられます。
「もしうちの会社に秘書がいたら・・・」
このことを小さな会社に経験してもらうために私たちは<小さな会社の秘書室>になることを決めました。
小さな会社が、小さくとも力強く、成長ステージへと進んでいけるように、私たちは<電話秘書>というサービスでこれからも支援していきます。